抱っこ紐の正しい位置って?普段の使い方が合っているかチェックしよう!

抱っこ紐の正しい位置って?普段の使い方が合っているかチェックしよう!

抱っこ紐を使ったことがないと、正しい位置で装着できているのか不安になってしまうものですよね。抱っこ紐を正しい位置で使えていないと、パパやママの身体に負担がかかったり、赤ちゃんの姿勢が不安定になったりすることもあります。そこで今回は、キャリアタイプの抱っこ紐を例に正しい位置について解説していきます。正しい位置でつけられているかをチェックする方法もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

抱っこ紐の正しい位置とは?

抱っこ紐を正しく装着するためには、正しい位置がどこなのか知っておく必要があります。まずは、nuna(ヌナ)CUDL(カドル)の抱っこ紐の正しい位置を各パーツごとに詳しく解説していきますので、ぜひ目を通してみてください。

※メーカーによって、手順が異なります。

背中ベルトの正しい位置

背中ベルトは、肩甲骨の位置にくるように装着しましょう。正しい位置で背中ベルトを装着すると、肩甲骨で赤ちゃんをしっかり支えられ、体にかかる負荷が少なくなります。

ショルダーストラップの正しい位置

ショルダーストラップを調節する際の正しい位置は、抱っこしている人の口元に赤ちゃんのおでこが来る場所です。装着時はショルダーストラップを緩めにしておき、赤ちゃんを抱っこした後に短く調節するのがポイントです。左右差が出ないよう、前から見てショルダーストラップの長さが同じになるようにしましょう。

ウエストベルトの正しい位置

ウエストベルトは、パパやママの負担を左右する重要なパーツです。ウエストベルトを骨盤の位置で留める方が多いですが、実はこの位置では肩や腰へ負担がかかってしまう可能性があります。骨盤よりも上の、ウエストの位置でベルトを締めてください。締め付けが弱いとウエストベルトが骨盤まで下がってしまう恐れがあるため、しっかりと締めましょう。

赤ちゃんの正しい距離

赤ちゃんとパパママとの間にこぶし1つ分の隙間ができるように抱っこしましょう。隙間がないと、赤ちゃんの呼吸のために必要な空間が確保できなくなります。また、こぶし1つ分以上体が離れてしまうと、赤ちゃんの姿勢が不安定になってしまうため注意が必要です。

抱っこ紐を正しい位置で装着していないとどうなる?

抱っこ紐を正しい位置で使っていないと、さまざまな問題や弊害が生じる恐れがあります。具体的にどのような問題があるのかまとめていきますので、参考にしてみてください。

赤ちゃんが重たく感じる

正しい位置で抱っこできていないと、赤ちゃんを重たく感じてしまいます。例えば、背中ベルトが肩甲骨付近からズレていたり、ウエストベルトが骨盤部分まで下がっていると、赤ちゃんが身体から離れてしまいます。この状態ではテコの原理で重さを強く感じるため、長時間抱っこをし続けるのが辛くなるのです。

肩や腰に負担がかかる

背中ベルトの位置がズレていると、肩甲骨全体で赤ちゃんを支えられなくなります。その結果姿勢が崩れてしまい、肩や腰などに負荷がかかる恐れがあります。肩こりや腰痛などを引き起こすこともあるため、必ず正しい位置で抱っこ紐を使うようにしましょう。

赤ちゃんが息苦しさを感じる恐れがある

抱っこ紐の位置を間違えたりベルトをキツく締めすぎたりすると、赤ちゃんと抱っこする人の体が密着しすぎてしまいます。抱っこ紐を使うときは、赤ちゃんの鼻や口を塞いでいないか確認するのも大切です。

赤ちゃんが落ち着けない

赤ちゃんを正しい位置より離れたところで抱っこすると、赤ちゃんが反り返った姿勢のままになってしまいます。パパやママにしがみつけなくなると、赤ちゃんが落ち着けず泣いたりぐずったりする原因になります。抱っこ紐を使うと赤ちゃんの機嫌が悪くなるといった場合は、正しい位置で抱っこできているか確認してみてください。

赤ちゃんの姿勢が不安定になる

ベルトが緩かったり位置が間違っていたりすると、赤ちゃんが不安定な姿勢になってしまいます。赤ちゃんの安全を確保するためにも、必ず正しい位置で抱っこ紐を使用してください。

正しい位置で抱っこできているかチェックする方法

抱っこ紐を使ったことがないと、正しい位置で抱っこできているのか不安になりますよね。そこでここからは、抱っこ紐を正しい位置で支えているかチェックする方法をご紹介していきます。以下のポイントを参考にしながら、位置を確認してみてください。

赤ちゃんの姿勢を確認する

正しい位置で抱っこできていないと、赤ちゃんの姿勢が崩れてしまいます。赤ちゃんの身体が反り返っていないか、足がM字の状態になっているか確認してみましょう。赤ちゃんが反っている場合は、抱っこ紐を少し締める必要があります。足がM字になっていない場合は、赤ちゃんのお尻を持ち上げて位置を調節してあげてください。

赤ちゃんのおでこの位置を確認する

正しい位置で抱っこできている場合は、赤ちゃんのおでこが抱っこしている人の口元にきます。肩ベルトが緩くなっている場合、赤ちゃんの位置が低くなってしまっていることがありますので確認してみましょう。赤ちゃんの位置が低いと肩こりの原因になったり赤ちゃんが不安定になったりします。

抱っこ紐の試着はするべき?

抱っこ紐は毎日の育児で使用するものなので、購入前に商品を試着することをおすすめします。では、試着はいつすれば良いのでしょうか?ここからは、試着時に確認して欲しいポイントもあわせて確認していきましょう。

試着のベストタイミングは産前?産後?

抱っこ紐の試着は、産前の妊娠中期ごろがおすすめです。個人差はありますが、妊娠6ヶ月を過ぎると体調が安定してくるため、ゆっくり商品を検討できます。産後の購入を検討している場合も、産前に試着をして商品の目星をつけておくといいでしょう。

試着時に確認したいポイント

抱っこ紐を試着するときは、装着方法を確認しておきましょう。抱っこ紐の装着方法は、メーカーによって異なります。実際に抱っこ紐をつけてみて、着脱のしやすさや装着の手順などをチェックしてみてください。

また、抱っこ紐の中におもりを入れて試着することも大切です。抱き枕や赤ちゃんの形をしたおもりを入れて抱っこ紐をつけることで、実際の使い心地が体感できます。自分の体格に合ったタイプの商品も見つかりやすくなるでしょう。

新生児から使えるおすすめの抱っこ紐

CUDLシリーズ

「CUDL」は、新生児から使用できる抱っこ紐として人気です。対面抱っこのほか、おんぶと前向き抱っこにも対応しています。

また、新生児(体重3.5kg)から使える乳幼児用ブースターがついています。マグネットロック式のバックルで、スムーズに装着できるのも魅力です。ウエストベルトを60〜145cmまで調節できるため、パパママの体格差が大きくても2人で使えます。

CUDL

生地にメッシュ素材を使っているため、熱が篭りにくく快適な使用感が続きます。

ベビーキャリア 抱っこひも CUDL

ベビーキャリア 抱っこひも CUDL

cudl SOFTENED

コットン素材を使用した抱っこ紐で、身体に優しくフィットするのが特徴です。

ベビーキャリア 抱っこひも cudl SOFTENED

ベビーキャリア 抱っこひも cudl SOFTENED

CUDL clik

ウエストベルトがワンタッチに取り付けが可能になったり、取り外し可能な小物が収納できるポーチが付属していたり、使いやすさや機能面がさらにアップしています。

ベビーキャリア 抱っこひも CUDL

ベビーキャリア 抱っこひも CUDL clik

正しい位置で抱っこ紐を装着しましょう!

初めて抱っこ紐を使う場合、正しい位置で抱っこできていない可能性があります。抱っこ紐を正しい位置で使えていないと、パパママの身体に負荷がかかったり赤ちゃんが危険に晒される可能性が高まります。ポイントや使い方を参考にして、正しい位置・高さで抱っこできているか確認しましょう。

今回ご紹介した抱っこ紐CUDLは、nunaの日本総代理店を務めるカトージの一部直営店舗にてお試しいただけます。ぜひ店頭で確認してみてください。

カトージの直営店舗はこちら≫

※一部の店舗ではCUDLの取り扱いがない場合がございます。予めご了承ください。