《抱っこ紐》の洗濯方法は?初めての子育てで気になる頻度や注意点も解説
抱っこ紐は赤ちゃんの汗やよだれがついてしまいやすいため、定期的に洗濯するのがおすすめです。では、抱っこ紐はどのくらいの頻度で、どのように洗濯すればよいのでしょうか?今回はキャリアタイプの抱っこ紐を例に、自宅で簡単に実践できる抱っこ紐の洗い方と干し方を解説していきます。新生児から使える抱っこ紐もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
抱っこ紐って洗濯できるの?
まずは「抱っこ紐は自宅で洗濯できるの?」という疑問を解消していきます。抱っこ紐のお手入れ方法で悩んだときは、参考にしてみてください。
抱っこ紐は自宅でも洗濯可能
抱っこ紐は自宅でも簡単に洗濯できますが、手洗い推奨のタイプと洗濯機で洗えるタイプがあります。そのため、ご自身が使っている製品がどちらに当てはまるのかを事前に確認しましょう。抱っこ紐を購入したメーカーのサイトをチェックすれば、正しい洗濯方法が確認できます。
抱っこ紐の洗い方
ここからは、抱っこ紐の基本的な洗濯方法をご紹介していきます。洗濯機で洗うときのコースや洗い方の手順をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
手洗いする場合
抱っこ紐を手洗いする場合は、大きめの洗面器と中性洗剤を用意しましょう。洗い方は、下記の手順を参考にしてください。
抱っこ紐の洗い方の一例
- 洗面器にぬるま湯と中性洗剤を入れて、抱っこ紐を5分ほど付けおきする
- 全体を押し洗いし、汚れのひどい部分はつまみ洗いする
- 洗面器の水を入れ替えながらすすぐ
- 抱っこ紐をバスタオルに包み、押して水気を取る
洗濯機を使う場合
抱っこ紐を洗濯機で洗う手順は、以下のとおりです。
抱っこ紐の洗い方の一例
- 抱っこ紐のバックルを全てとめる
- 大きめの洗濯ネットに入れる
- 手洗いコースなど、やさしく洗えるコースで洗濯する
ドラム式洗濯機で洗う場合、抱っこ紐単体で洗濯してしまうと途中でエラーになる可能性があります。そのため、2~3枚のバスタオルと一緒に洗うのがおすすめです。
メーカーによって洗濯方法は異なるので、必ず洗濯表示を確認してから行ってください。洗濯機の使用が可能な抱っこ紐でも、型崩れや色落ちが気になる方は手洗いで優しく洗うようにしましょう。
洗剤って使っていいの?
抱っこ紐を洗濯するときに使う洗剤は、中性洗剤がおすすめです。中性洗剤は、弱アルカリ性の洗剤と比べると洗浄力がマイルドですが、肌にやさしいという特徴があります。赤ちゃんの肌は非常にデリケートなため、なるべく刺激を与えない洗剤を選びましょう。
また、中性洗剤は色落ちしにくいことも特徴です。抱っこ紐を綺麗な状態で使い続けるためにも、中性洗剤を使うことをおすすめします。
抱っこ紐の干し方
ここからは、抱っこ紐の干し方と乾く時間の目安についてご紹介していきます。
物干し竿に肩ベルトを通す
抱っこ紐は、一般的なハンガーにかけると重みで落ちてしまう場合があります。落ちないようにするためにも、物干し竿に肩ベルトを通す干し方がおすすめです。また、赤ちゃんが腕を通す部分のバックルを一度外してから、物干し竿に通してとめる方法もあります。
抱っこ紐を干すときは、型崩れしないように形を整えてから干しましょう。腰の部分やヘッドカバーのシワを伸ばすのも忘れないでください。
風通しのよい場所で陰干しする
直射日光が当たる場所に干すと、抱っこ紐が色落ちしたりバックル部分のプラスチックが劣化したりする可能性があります。抱っこ紐を痛ませないためにも、風通しのよい場所で陰干しをしてください。
昼間に抱っこ紐を使う頻度が多い場合は、夜のうちに洗濯して外に干しておく方法もおすすめです。
抱っこ紐の乾く時間は?
抱っこ紐の乾く時間は、夏場であれば半日、それ以外であれば1日程度です。乾く時間を早くするためにも、風通しのよい場所で干すようにしましょう。
抱っこ紐の中でも、生地が厚くなっている肩ベルトの部分が乾きにくくなりがちです。乾いたか確かめるときには、まず肩ベルトが乾いているかチェックしてみてください。ちなみに、メッシュ素材の抱っこ紐であれば比較的早く乾きます。
抱っこ紐の洗濯頻度と注意点
抱っこ紐は洗い方を間違えると、劣化を早めてしまう可能性があります。できるだけ長持ちさせるためにも、あらかじめ注意点を確認しておきましょう。
抱っこ紐の洗濯頻度は?
抱っこ紐の洗濯頻度は、夏であれば2週間に1回、そのほかは1ヶ月に1回が理想的です。目立った汚れがなくても、汗やよだれを吸収して汚れている場合があります。デリケートな赤ちゃんの肌を守るためにも、洗濯は定期的にしましょう。
ただし、洗い過ぎも製品の劣化につながる可能性があります。ミルクの吐き戻しなどで部分的に汚れた場合は、汚れた部分だけをつまみ洗いしましょう。
【注意点1】乾燥機は使わない
抱っこ紐を乾燥機にかけるのは、おすすめできません。乾燥機にかけることでバックル部分が傷みやすくなるため、できるだけ風通しのよい場所で干すようにしましょう。
【注意点2】濡れたまま放置はNG
抱っこ紐を洗濯した後は、しっかり乾かしてから保管するようにしましょう。生乾きの状態で放置すると、抱っこ紐の肩ベルトの部分や内側のクッション部分にカビが生えてしまう可能性があります。
赤ちゃんの肌に悪影響を及ぼさないよう、完全に乾ききってからしまうようにしましょう。また、乾かす時間が長すぎてもカビの原因になるため、湿気の多い日は洗濯を避けることをおすすめします。
【注意点3】塩素系漂白剤は使わない
塩素系漂白剤を使うことで、抱っこ紐の色落ちにつながる可能性があります。
シミになった汚れを落としたいときは、色落ちしにくい酸素系漂白剤で付けおきするのがおすすめです。ベビー用の酸素系漂白剤であれば、抱っこ紐にも使用できます。
新生児から使えるおすすめ抱っこ紐
ここからは、新生児から使えるおすすめの抱っこ紐をご紹介していきます。便利な抱っこ紐を探している場合は、ぜひ参考にしてみてください。
CUDLシリーズ
「CUDL(カドル)」は、体重3.5kg以上の新生児から体重16kgまで対応している抱っこ紐です。対面抱っこや前向き抱っこ、おんぶなど、いろいろな使い方ができます。そのため、長く使える抱っこ紐を探している人にもおすすめです。
洗濯は手洗いを推奨しています。汚れてしまったときは、30℃以下のぬるま湯でやさしく押し洗いしましょう。ヘッドサポートは、取り外して洗濯が可能です。よだれや吐き戻しなどで汚れがちな部分をピンポイントで洗えます。
CUDL
メッシュ素材を採用し、通気性がよい抱っこ紐です。
ベビーキャリア 抱っこひも CUDL
cudl SOFTENED
コットン素材を使用しています。
ベビーキャリア 抱っこひも cudl SOFTENED
CUDL clik
ウエストベルトがワンタッチに取り付けが可能になったり、取り外し可能な小物が収納できるポーチが付属していたり、使いやすさや機能面がさらにアップしています。
ベビーキャリア 抱っこひも CUDL clik
抱っこ紐はこまめに洗濯して清潔に使いましょう
抱っこ紐は、正しい手順で洗濯すれば色落ちや型崩れを起こすことなく綺麗に洗えます。まずは、お手持ちの抱っこ紐が手洗い推奨か洗濯機OKか確認してから洗濯を始めましょう。洗濯機で洗う場合は、やさしく洗えるコースを選んでくださいね。
抱っこ紐は赤ちゃんの肌に直接触れるものだからこそ、定期的に洗濯して清潔に使いましょう。